ニセ電話で現金をだまし取ったとして、唐津署と県警捜査2課は18日、詐欺の疑いで、住所不定、無職の男(44)を再逮捕した。男の逮捕は3度目で、これまでに同様の手口でだまし取った金額は計1670万円に上る。同署などは余罪があるとみて調べている。

 再逮捕容疑は、氏名不詳者と共謀し昨年10月31日、千葉県の70代男性に「訴訟最終告知」などと書かれたはがきを送り、電話を掛けてきた男性に「訴訟を取り下げるために500万円を支払ってもらいたい」などとうそを言い、昨年11月1日に500万円をだまし取った疑い。同署によると、「荷物を受け取ったことはあるが、中身は分からなかった」と否認している。

 男は、別のニセ電話詐欺事件で3月10日に170万円、4月1日に1千万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕=いずれも同罪で起訴済み=されている。今回の70代男性は、ほかに計1500万円の被害を申告しており、男の関与を含めて調べている。

 犯行は、弁護士や金融サービス会社の社員などを名乗ってだまし、東京都内のアパートに宅配便で現金を送らせて受け取る手口で、男は「受け子」とみている。

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