無人販売のタマネギのコンテナの横に置かれた人形。「本物かと思った」と近所でも評判に=佐賀市内

 佐賀市の住宅地で5月上旬から、玄関先でタマネギを無人販売している家がある。タマネギを入れたコンテナの横には、座るおばあさんの姿がいつも見られ、近所で話題になっている。

 おばあさんの正体は、手作りの人形。この家の女性(49)が新聞や緩衝材などでかたどり、洋服を着せたもので「タマネギを買ってもらうきっかけになれば」とコンテナの横に座らせた。

 ずきんをかぶり、手袋とスリッパを身に着け、手に持つお盆には、お茶と団子の置物もある。背中を曲げてうつむき加減で座る姿は、本物と見間違えるほど。「うちの家族なんか『おばあさんがタマネギを売っている』と信じ込んでいた」。存在感のある店番ぶりに、近くに住む男性(78)は感心しきり。

このエントリーをはてなブックマークに追加