神埼市の神埼清明高ボランティア部は14日、手作り布マスク50枚を神埼市に贈った。市の学習支援事業を利用している児童生徒に配布される予定。
1、2年生13人が製作した。4月始めに子どもたちがマスク不足で困っている状況を耳にし、布マスクを作ることを決めた。同校の教職員に使っていない布の寄付を呼び掛け、材料を用意。布の裁断、ミシン縫い、アイロン掛けなど分担して、休校に入る21日までの2週間、急ピッチで作業した。
作ったのはひだ付きのマスクで、市役所であった贈呈式で2年の江副真歩さんは「縫っている間に、形が崩れるのが大変だった」と振り返った。同じく2年の山田菜々美さんは「部員みんなで楽しんで作れた。子どもたちのために役立ててほしい」とマスクを手渡した。