学校と生徒宅を結んだ上峰中のオンライン授業。画面を通して質問や発表を行った=上峰町の同校

 上峰町の上峰小と上峰中で実施するオンライン授業のシステムが完成し、町議や学校関係者を対象にしたお披露目会が16日、上峰中で開かれた。新型コロナウイルスが再び拡大し、休校再開となった場合や、学習の遅れへの対応などに活用する。

 オンライン授業は4月20日に試験運用が始まり、全児童・生徒宅にタブレットやパソコン、Wi-Fi(ワイファイ)ルーターなど必要な機材を配備。休校期間中に通信テストを行うなど、準備を進めてきた。

 お披露目会では、中学3年の生徒91人が3クラスに分かれてオンライン授業に参加し、数学、社会、理科の授業を実施した。このうち理科の授業では、中島稜子教諭が化学式の授業を実施。画面を通じて生徒の出席確認した後、一問一答方式で授業を進め、答えが分かった生徒は画面越しに発表していた。

 中島教諭は「理解できていない生徒のサポートなど、通常の授業では簡単なことでもオンラインでは難しい。授業の進め方に改善の余地はあるが、顔を見ながら授業できるのは安心感がある」と話した。

 野口敏雄教育長は「再度休校になった時はもちろんだが、学習の遅れや不登校者への対応などにも活用したい」とした。

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