人の感染を防ごうと、厩舎地区入り口に設置された除菌用ミスト室=鳥栖市のさがけいば

 新型コロナウイルス感染症の影響で、2月末から無観客レースを開催している鳥栖市のさがけいばの厩舎(きゅうしゃ)地区入り口に、除菌用ミスト室が設置された。出入りする関係者自らが「感染しない、持ち込まないように」と対策を強化した。

 厩舎地区には競走馬630頭がいて、調教師や騎手、厩務員や業者ら1日300人が出入りしている。これまで手指消毒を徹底していたが、馬主会と、調教師と騎手でつくる調騎会から「全身消毒でさらに徹底しよう」と提案を受け、県競馬組合が設置した。

 ミスト室は高さ2メートル、奥行き1メートル、横幅3・4メートル。人が入るとセンサーが感知して5秒間、弱酸性次亜塩素酸水のミストを発生させて除菌する。

 県競馬組合次長の鶴清継さんは「手指消毒にとどまらず、これほど徹底している例は他の競馬場では聞いたことがない」という。レースは無観客だが、電話やインターネットの馬券販売は行っており、「できる限りの対策を取りながら、感染を防止していきたい」と話す。

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