佐賀県は16日、新型コロナウイルスに感染後、陰性となって退院していた杵島郡白石町の50代男性が再び陽性になったと発表した。県内で再陽性が確認されたのは13日に続き2例目。県は再陽性が相次いだ点を重くみて、退院者に2週間の行動自粛を独自に勧奨することを明らかにした。県内の延べ感染者数は47例目。

 県によると、男性はクラスター(感染者集団)が発生した武雄市のナイトクラブ「イリュージョン」に来店し、8、9日の検査で2回、陰性が確認されて10日に退院した。自宅待機中、じんましんやかゆみ、37・3度の微熱の症状が出て16日に再び検査し、陽性が確認された。現在は無症状で、17日に入院する予定。12日に公園で知人3人と会うなどしたが、県は濃厚接触者はいないと判断した。

 県は退院者に対し、退院後の措置として4週間の健康観察を促してきた。今後は療養や感染拡大防止の観点から、2週間は外出などを自粛するように勧奨する。自宅待機が困難な退院者は宿泊療養施設で待機できるように検討している。入院中の検査で2回連続して陰性を確認した場合に退院させるという現在の基準や退院後の措置が医学的に適切かどうかについて、国に照会する方針も示した。

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