「疾風の女子マネ!」まはら三桃/著(小学館)

マネジャーの意義知って成長

 いい男目当てで、運動部のマネージャーを志望(しぼう)した女子高校生の咲良。部活の見学に行く途中(とちゅう)、咲良の前を1人の男子が走り去ります。男子の走る姿(すがた)に目を奪(うば)われた咲良は、その男子の後を追いかけますが、マネジャーの直に阻(はば)まれてしまいます。直の冷たい態度(たいど)に咲良は入部を諦(あきら)めかけていましたが、なぜか直の推薦(すいせん)によって、半ば強引(ごういん)に陸上部のリレー専属(せんぞく)マネジャーとして入部をすることに…。

 陸上部に入部することができた咲良でしたが、陸上についての知識(ちしき)もなく、直が怖(こわ)かったこともあり、最初はあまり乗り気ではありませんでした。しかし、部員との衝突(しょうとつ)や自分自身との葛藤(かっとう)などを経験(けいけん)していくうちに、マネジャーの存在(そんざい)意義を知り、大きく成長していき…。

 文武両道(ぶんぶりょうどう)の青嵐学園高校の陸上部4×100メートルリレーを舞台(ぶたい)に、リレーに全力をかける高校生たちと、ひとりの女子高生の成長を描(えが)く一冊(さつ)です。(司書ネットワーク課 阿比留大貴)

 

【ほかにもこんな本をおすすめ!】

▽空に向かって走れ! 小手毬 るい/作 大庭 賢哉/絵(講談社)
▽ゴースト ジェイソン・レノルズ/作(小峰書店)
▽しゅくだいかけっこ 福田 岩緒/作・絵(PHP研究所)

 【図書館へ行こう】

 紹介している県立図書館の本は、皆さんが住んでいる市や町の図書館からも借りることができます。本の世界に触れてみてください。問い合わせは県立図書館、電話0952(24)2900。

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