上映を再開したシアター・シエマでチケットを購入する男性=佐賀市松原

 新型コロナウイルス対策の休業要請を佐賀県が解除したことを受けて、佐賀市の109シネマズ佐賀とシアター・シエマが15日、営業を再開した。4月18日に休館してから約1カ月ぶりの上映で、映画ファンがマスク姿で来場した。

 シアター・シエマでは仕切りを設けた受付で来場者がチケットを購入した。市内の森田義也さん(38)と八谷まち子さん(68)は「やっと新作を見ることができる」と声を弾ませた。

 県内四つの映画館は、県や全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)から「3密」を避ける工夫などの助言を受け、再開へ準備を進めてきた。座席間隔を空けたり、来場者にマスク着用を義務付けたりするなど感染防止対策を徹底した。

 18日には佐賀市のイオンシネマ佐賀大和が営業を再開する。唐津市のシアター・エンヤも近日中の再開を目指している。

 シアター・シエマの松永りかイベントディレクターは「お客さまの顔を見ることができて、ほっとした」と話した。ただ、舞台あいさつなどのイベントは当面、見送る予定で「いつ感染が収束するか分からない中での再開。週末は県外から来場される可能性もあり、不安とうれしさが入り交じっている」と複雑な思いも口にした。

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