9月末までに休止することが検討されている「おうち温泉天徳の湯」=唐津市相知町

 唐津市は、指定管理を委託している「おうち温泉天徳の湯」(相知町)を9月末までに休止する方向で検討している。昨年7月から湧水量が激減し、温泉施設とはいえなくなっているためと説明している。

 15日の市議会市民厚生委委員会で堀田信保健福祉部長が明らかにした。施設は1999年5月にオープンし、大浴場や露天風呂、家族湯がある。毎年10万人超の利用があったが、昨年は9万1千人にとどまった。

 源泉は町内のダイワロイヤルゴルフ社が所有している。市は同社から日量54トンを無償供給してもらう覚書を結んでいたが、昨年7月に温泉が茶色く濁り、その後に湧水量が毎分90リットルから15リットルにまで激減。供給を受けることができなくなり、市は翌月から水道水での営業に切り替えた。

 その後、揚水ポンプを入れ替えたりポンプを清掃したりしたが、湧水量は回復せず、昨年8月から今年3月までの水道料と燃料代は498万円に上った。湧水量の修復は困難という調査報告を同社から受けている市は今後、指定管理者の西洋フード・コンパスグループ(本社・東京)と協議し、民間に移譲することも視野に方針を決める。

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