横武クリーク公園

 国道34号の神埼市役所前から西へ三つ目の大町橋バス停で下車し、北へ徒歩10分、東に延びる農道に入った所に横武クリーク公園がある。

 敷地面積約5・4ヘクタールのうち、クリークが約3・3ヘクタールを占める。中世室町時代の豪族横岳氏が開いたとされる環濠(かんごう)集落跡をそのまま残し、県営農業水利施設高度利用事業で1992年度に完工した。事業費は3億7千万円。

 公園南東部のクリークに囲まれた島に、佐賀平野で多く見られた、かやぶき屋根のくど造りの民家「葦辺(あしべ)の館(やかた)」が復元され、屋根の形がロの字の「漏斗(じょうご)造り」は多量の雨水を屋根裏の雨どいで排水する構造になっている。

 公園内の散策路には、桜、クスノキ、モチノキなど緑にあふれ、水辺には5月ごろからショウブが咲き、ヘラブナ釣りなども楽しめる。トンボの生息環境にも適していて、初夏にはギンヤンマやハグロトンボなども飛び交う癒やしの公園である。(地域リポーター・江原邦興=神埼市)

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