松尾文雄・武雄市教育長

 就任から1カ月余り、新型コロナウイルス対応に追われている。「まずは子どもたちのためにどうしたらいいのか考える。保護者の不安を和らげる対応も大切」と表情を引き締める。

 武雄市山内町に生まれ育ち、武雄高-長崎大教育学部卒。1981年に教員になり、佐賀県西部の中学校を中心に技術家庭を教えた。県教委や教育事務所、伊万里市教委と行政経験も多い。「地元なのに武雄市の勤務は最後の武雄北中校長の2年だけ。教え子が少なくて寂しい」と残念がる。

 武雄はICTの取り組みや民間学習塾との連携など話題を集めてきた。「『どの子も育つ』という考え方が好き。ICTを使えば、学校に来ることができない子も学べる。民間の多様なメニューはいろんな力を引き出すことができる」とみる。コロナ禍をきっかけにオンライン教育の推進を図る。現場には「ピンチをチャンスと考えて取り組み、信頼を勝ち取ろう」と呼び掛ける。

 40歳を過ぎてバイクの大型免許を取得。850ccと250ccの2台を持ち、ツーリングを楽しんでいたが「4月から行けなくなって…」。子3人は独立。山内町で妻と母の3人で暮らす。

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