佐賀県は13日、新型コロナウイルスに感染後、陰性となって退院していた西松浦郡有田町の30代女性が、再び陽性になったと発表した。県内で再陽性が確認されたのは初めて。県内の感染確認は5月4日以来で、延べ感染者数は46例目となった。

 県によると、女性はクラスター(感染者集団)が発生した武雄市のナイトクラブ「イリュージョン」の従業員で、5、7日のウイルス検査で2回陰性が確認されて8日に退院した。その後は自宅で過ごし、健康観察を続けていたが、13日にのどの痛みが出て、ウイルス検査の結果、再陽性が確認された。軽症という。

 女性の娘で県内34例目の感染者だった有田町内の小学校に通う女子児童も8日に退院していた。濃厚接触者として13日にウイルス検査をした結果、陰性だった。児童は2週間の行動自粛となるが、小学校は予定通り14日に再開する。

 県内33例目の感染者で女性と同居する70代の母親も9日に退院していたが、濃厚接触者として検査を実施する予定。

 女性は、症状がなくなって検査で2回続けて陰性なら退院できるという基準をクリアしていた。県は「科学的な証明は難しいが、女性が再感染する環境になかったことから、ウイルスの再燃の可能性が高いと考えられる」としている。

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