全国民に一律10万円を配る特別定額給付金を巡り、申請を受け付けている佐賀県内の自治体でも、オンライン申請の内容の不備が相次ぎ、職員が対応に追われている。

 オンライン申請の受け付けを1日に始めた佐賀市では、11日までに約2600件の申請があった。家族の名前が記されていないなど、これまでに1割以上で記入漏れがあった。世帯主が自らのマイナンバーカードを使い、家族分をまとめて申請することになっているが、家族のカードを使うケースも目立つという。申請方法に関する問い合わせも多く、担当者は「日中は電話が鳴りっぱなし。昼食を取る時間もない」と話す。

 これまでに約200件を受け付けた小城市でも、同様の記入ミスが相次ぐ。確認用のメールアドレスも誤記などで問い合わせができないケースがあり、「電話で手分けして再申請の手続きを案内せざるを得ない」(総務課)という。

 定額給付金に便乗した詐欺などの相談が各地で増加する中、「市の職員だと証明するための説明も必要」と対応に苦慮している。

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