県からの休業要請に応じ、支援金の交付を受けた富永茂樹さん=佐賀市中央本町の総菜店「コサ」

 佐賀県は13日、新型コロナウイルス対策で、休業要請に応じた県内事業者らを対象にした1店舗15万円の「店舗休業支援金」の交付を開始した。初日は審査を経た計183件、203店舗分の3045万円を事業者の口座に振り込んだ。

 佐賀市中央本町で飲食店「イルソリッソ」と総菜店「コサ」を経営する富永茂樹さん(50)は、1カ月前から休業した2店舗分の30万円を受け取った。「4月の売り上げは昨年の半分以下で支援金は助かる。固定費や感染予防策に充てたい」と話した。

 今月11日から再開したコサはカウンターをビニールで仕切り、カレーやパスタなどのテイクアウトメニューを用意している。一方で食事がメインのイルソリッソは休業を続けており「早く感染が落ち着き、『来てください』と言えるようになりたい」と述べた。

 県産業政策課によると、休業支援金は4月22日~5月6日の休業や時間短縮営業の要請に応じた事業者が対象。福岡県からの来客が半分以上で4月29日から5月6日に自主休業した店への「県境ストップ支援金」もある。予算は計約10億円。12日までの申し込みは休業支援金が約2600件、ストップ支援金が約80件。

 県は31日まで、申し込みを受け付けている。県の相談センターは電話0952(25)7462、午前8時半から午後9時まで。

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