佐賀県のウェブサイトに掲載された「新型コロナウイルスボード」

 佐賀県は12日、新型コロナウイルスを巡る県内の状況をまとめた「ウイルスボード」を作成し、県のウェブサイトで公開した。直近1週間の感染者数や検査状況などを一覧にして随時更新し、情報や危機感の共有につなげる狙い。

 山口祥義知事が県庁での対策本部会議で公表した。ボードには感染が確認された人数に加え、入院者とホテル療養者、累計の退院者の内訳を7日分表示している。感染の有無を調べるPCR検査は、1日の実施件数と累計、陽性者の割合(陽性率)を記す。

 ボードの色は状況に応じて変える。通常は青色で、新たに感染者が確認されれば黄色、クラスター(感染者集団)の発生時や病床が逼迫(ひっぱく)した場合は赤色にするなど、基準を詰める。政府の緊急事態宣言の「特定警戒都道府県」に指定されている福岡県の日ごとの感染者数も併記し、色の判断材料にする。

 山口知事は「県民の皆さんとキャッチボールをするために考えた。『見える化』することで今の状況を分かってもらえる」と説明した。移動自粛などの緩和が全国的に進むことを懸念し「気を引き締めて警戒していかないといけない」と強調した。

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