浜崎祇園の山笠(2017年撮影)

 7月25、26日の両日に予定していた唐津市浜玉町の市重要無形民俗文化財「浜崎祇園祭」について、浜崎祇園山笠振興会は11日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、中止すると発表した。前夜祭の子供山笠の巡行も中止する。振興会によると2日間とも中止になるのは、1949年以来という。

 浜崎祇園祭は諏訪神社の祭礼で、1753年に漁師の網元の中村屋久兵衛が疫病退散と五穀豊穣(ほうじょう)を祈って始めたとされる。高さ約15メートルの3台の山笠が、笛や太鼓、三味線からなる囃子(はやし)とともに町内を巡る。振興会によると、1949年の中止の理由は分からないという。

 9日に総会を開き、中止を決めた。振興会は「山笠を引くのに人手が必要で、県外からの多くの観光客が訪れることなども考慮した」としている。

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