登校日が3日間に分けて実施された鳥栖小。教室の窓は換気のために外されており、空き机も目立つ=鳥栖市

 14日からの学校再開を前に11日、県内の2市3町で分散登校などによる登校日が設けられた。福岡県境に位置し、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため3月から休校が続いていた鳥栖市と三養基郡みやき町、基山町、上峰町に加え、鹿島市で学校再開に向けた準備が進められた。

 鳥栖市の鳥栖小では、地区別に13日まで3日に分けて午前中3時間の分散登校を行う。児童は始業式・入学式と2回の分散登校を合わせ、新年度に入って学校に来るのは4日目。このうち3年2組には、換気のため廊下側の窓が全て外された教室に児童38人のうち10人が登校した。久保伊綱君らは「みんな集まるのはうれしい。ずっと家の中にいたので、みんなでできる運動とか遊びがしたい」と学校再開に期待した。

 上峰町の上峰小も南北2グループに分けて分散登校。午前中3時間の授業を実施し、6年の鶴田姫菜さんは「授業を受けて6年生になった実感がわいてきた」と話した。午後からはオンライン授業の試験運用を行い、学校のパソコンと各家庭のタブレットなどの接続状況を確認した。18日以降、土日や夏休みに本格運用できる準備が整うという。

 鹿島市の小学校は、宿題提出や生活指導などを午前中だけ行う「登校日」を13日まで実施する。市教委の担当者は「生活の変化に慣れてもらう助走になれば」と位置付け、「休みが長かった分、子どもたちの心身に不調がないか注意を払いたい」と話す。

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