県民生委員児童委員協議会会長の石井智俊さん=佐賀市

 5月12日は「民生委員・児童委員の日」。1917年に岡山県で前身の制度ができた日に由来している。民生委員・児童委員は地域で困っている人の相談や支援を行うボランティア。地元・佐賀市本庄町で21年間、1人暮らしや高齢夫婦で暮らす世帯の見守り活動などを続けてきた。

 直接会って小さな変化に気付くことを心掛けている。孤独死に立ち会った経験も数回ある。「近所の人の連絡で倒れている人を助けたこともある。何か情報があれば知らせてほしい」

 県内の民生委員・児童委員数は2106人(4月20日時点)。定員の充足率は98・4%で高い方だが、「再雇用などで働き続ける高齢者が増え、なり手が見つかりにくい」と担い手不足を懸念する。

 新型コロナウイルスの影響で、全国的に訪問活動の自粛が呼び掛けられている。電話で活動する仲間もいて「実際は違うのに、電話口では『大丈夫』と答える人もいる。顔を見ないと安心できない」という。

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