佐賀美術協会(北島治樹理事長)は10日、6月12~21日に佐賀市の佐賀県立美術館で予定していた第103回佐賀美術協会展(美協展)の中止を決めた。新型コロナウイルスへの感染を予防するための措置。

 協会は「3密」の対策などを講じた上での開催を模索してきた。しかし、外出を控えなければならない状況が続き、作品の搬出入や審査も困難なため、幹部4人が10日に協議し、関係者や来場者の健康、安全面を考慮して中止を決めた。

 北島理事長は「一人の感染者も出さないための苦渋の決断。来年も出品してもらい、力作を多くの人に見てもらいたい」と話した。

 美協展は1914(大正3)年に始まった伝統ある地方美術展。日本画、洋画、彫塑、工芸の4部門で多様な作品が出展され、一般公募の部は若手の登竜門の役割を担う。

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