佐賀県国際交流協会がフェイスブックで公開している定住外国人向けの動画

 佐賀県国際交流協会は、県内の定住外国人向けに新型コロナウイルス感染防止の呼び掛けや、応援メッセージの動画をSNS(会員制交流サイト)で配信している。これまで中国や韓国、ベトナムなど8カ国の人たちが協力し、母国語での語り掛けを通じて同胞に元気を与えている。

 「みんなの安全のために家で過ごそう」「手洗いを忘れないで」。動画は1回30秒程度で、カメラに向かってそれぞれが話している。散歩や日本語の勉強方法など自宅での過ごし方を紹介し、安心して生活するように促している。

 動画配信は「スパイスプロジェクト」と銘打ち、4月下旬から協会のフェイスブックで展開している。呼び掛け人の一人でベトナム出身の国際交流員ファン・トゥイットさん(26)は「佐賀で暮らすベトナムの人たちが心配しないで、普段できないことを楽しんでほしいという思いが伝われば」と期待を込める。

 協会の黒岩春地理事長は「心細く思っていても、母国語を耳にするだけで、ほっとして元気づけられる人がいる。プロジェクトを通して笑顔が広がってほしい」と話す。

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