【ニューヨーク共同】国連児童基金(ユニセフ)は8日までに、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症をパンデミック(世界的大流行)と表明した3月11日からの40週間に世界で推計1億1600万人の赤ちゃんが生まれるとして、母子の健康に最大限配慮するよう各国政府に求めた。10日の「母の日」に合わせて声明を出した。

 パンデミック下では市民に外出禁止令が出され、医療施設は感染者の対応に追われて医療従事者や資材も不足するなど、妊産婦や新生児は厳しい環境に置かれる。

 ユニセフは各国政府や医療機関に対し、妊産婦が出産前後の診療を受けられるよう支援し、医療施設での感染予防を徹底するよう要請。出産や授乳を通じた母子感染は確認されていないが、妊産婦には感染予防策を取り、母乳養育を続けることなどを呼び掛けた。

 ユニセフのフォア事務局長は「非常に厳しい母の日だが、妊婦が必要な支援を受けられるようにすれば、命を救うことができる」と訴えた。

このエントリーをはてなブックマークに追加