ツグミの仲間のイソヒヨドリ。さえずりがきれい=唐津市湊の立神岩
縄張りを巡って両足を上げて威嚇するカワラヒワ(左)とアトリ=唐津市鎮西町加倉

 10日から愛鳥週間が始まる。60年以上にわたり、野鳥を撮り続けている日本野鳥の会会員、福田司さん(87)=唐津市鎮西町=が、唐津地区で出合った鳥たちの愛らしい一瞬の表情を紹介する。

年間を通して見られるハヤブサ。岩の上にとまった貴重な瞬間=唐津市湊の立神岩
熟した渋柿を食べるエナガ。1羽ずつ待っている=唐津市鎮西町加倉

 縄張り争いをするアトリとカワラヒワ、熟した渋柿をつつくエナガの群れ、海岸の岩場にりりしく立つハヤブサ。長時間かけて捉えた貴重な一枚は、「何よりも根気が必要」と福田さん。粘り強さに加え、野鳥の習性を知る観察力や研究が生み出す。米寿を迎える年齢、体調面から遠出は難しくなったが、自宅や周辺で耳をすまし、目をこらして瞬間を待つ。

彼岸花と尾が長いヤマドリ。背が金色に光るのは構造色のため=唐津市鎮西町加倉
コムラサキシキブの実を食べに来たメジロ=唐津市鎮西町加倉
庭先でヤマガラに餌をやる福田司さん。なついて手の上でついばんでいる=唐津市鎮西町

 ふくだ・つかさ 1932年、島根県出雲市生まれ。唐津高(現・唐津東高)?佐賀大。中学教諭の傍ら野鳥を研究、撮影し、91年に退職後も続け、野鳥撮影歴は60年を超える。日本野鳥の会会員、日本鳥類保護連盟会員。元佐賀野鳥の会会長。唐津市鎮西町。

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