平和への祈りを込め神事を行った古賀峯一元帥慰霊祭=有田町の陶山神社

 有田町出身で、旧海軍連合艦隊司令長官を務めた古賀峯一元帥(1885~1944年)の慰霊祭が9日、同町の陶山神社で開かれた。古賀元帥をしのび、恒久平和の実現へ、戦争の記憶を風化させないとの誓いを新たにした。

 今年は新型コロナウイルス感染予防のため、海自第22航空群(長崎県大村市)のラッパ隊や儀杖(ぎじょう)隊などは参加せず、参列者も縮小し、慰霊碑前で神事のみを行った。

 有田防衛協会の深川祐次会長(62)は式辞で「戦後日本の平和は、尊い命の犠牲の上に成り立っていることを忘れてはならない」と強調。併せて新型コロナの終息を願った。

 古賀元帥は戦死した山本五十六の後任長官で、44年3月に飛行艇でフィリピンに移動中、消息を絶った。日独伊三国同盟と対米開戦に反対だったという。

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