佐賀新聞社と佐賀新聞販売店会は、7~9月に佐賀市の佐賀県立美術館で開催を予定していた書家・詩人の相田みつをさん(1924~91年)の作品展の中止を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来場者や運営スタッフの健康と安全面を考慮した。

 展覧会は代表作「にんげんだもの」をはじめ、相田みつを美術館(東京・丸の内)などが所蔵する初公開作品を含む約250点を前期(7月14日~8月16日)、後期(8月21日~9月13日)に分けて展示する過去最大規模の「全貌展」だった。相田みつを美術館の相田一人館長が、息子の視点から作品の背景やエピソードを語るギャラリートーク、特別講演会も企画していた。

 相田さんは栃木県足利市生まれ。旧制足利中学校時代から短歌や絵に親しみ、卒業後は歌人の山下陸奥に短歌、曹洞宗の禅僧・武井哲應老師に禅、岩澤渓石に書を学んだ。84年に出版した「にんげんだもの」(文化出版局)がベストセラーになり、作品が広く知られるようになった。

 問い合わせは佐賀新聞プランニング、電話0952(28)2151。

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