陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県)に配備する輸送機オスプレイ2機を載せた運搬船が8日、米軍岩国基地(山口県)に到着した。防衛省によると、6月下旬以降に木更津に配備される予定。岩国で試験飛行や整備をするが、新型コロナウイルス流行の影響で作業が遅れる可能性がある。

 オスプレイは計17機まで増やす計画で、木更津への配備は5年間がめど。最終的には佐賀空港(佐賀市)を拠点とする方針で、地元漁協などとの協議が続いている。

 木更津では4月、オスプレイを運用し、離島防衛の専門部隊「水陸機動団」(長崎県)の隊員搬送などを担う「輸送航空隊」が発足している。

 運搬船は今月6日に那覇市の米軍那覇港湾施設(那覇軍港)に寄港し、8日朝に岩国に到着。2機は陸揚げされ、午後に基地の格納庫に入った。

 基地が見える堤防では、市民ら約20人が抗議の監視活動を展開した。基地強化に反対する「愛宕山を守る会」世話人代表の岡村寛さん(76)は「岩国基地が軍事の拠点になることに納得していない」と話した。【共同通信】

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