昨年の栄の国まつり=2019年8月3日、佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 佐賀市は7日、8月1、2日に中央大通りで予定していた「佐賀城下栄の国まつり」を中止すると発表した。過去に台風による中断はあるが、中止は初めて。新型コロナウイルス終息が見通せず、参加者や市民の安全を守るため判断した。

 まつりは1972年に「納涼佐賀まつり」として始まり、花火大会、パレードや市民参加型の総踊りがある夏の風物詩として知られる。昨年は約23万5千人が訪れており、密集などの「3密」対策が難しいことから中止を決めた。市や佐賀商工会議所、市観光協会などでつくる主催団体「まつり振興会」が、運営委員に書面で同意を取り付けた。

 事務局の市観光振興課は「感染拡大の危険性に加え、企業協賛や参加団体にも影響が出ると考えた」と理解を求めた。

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