職員の新型コロナウイルス感染が確認されていた国立病院機構嬉野医療センター(嬉野市)は、休止していた外来診療と救急患者受け入れを8日から再開する。感染した職員と接触したとされる看護師らがPCR検査の結果全て陰性で、職員の感染確認から、ウイルスの潜伏期間とされる2週間が経過し、感染拡大の懸念はないと判断した。

 感染した外来事務職員と接触したとみられる職員は看護師51人、事務職員4人の計55人。感染確認の翌日となる4月24日と27日にPCR検査を実施、55人は約2週間自宅待機し、発熱などの体調不良を訴える職員はいなかったという。

 今回の件を受け、嬉野医療センターは新たに体温検知用のサーモグラフィーを入り口に設置する。

 入院患者への感染拡大について、感染した職員の業務範囲が2階の外来フロアに限られていたことから「その危険性はない」と判断。その上で「院内の感染は完全に抑えられたという認識。今後も患者の安全を第一に、職員一丸で取り組みたい」としている。

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