地域の子供たちにボランティアで空手を教える田渕厚さん

 佐賀県多久市納所の田渕厚さん(69)は30年以上、ボランティアで地域の子どもたちに空手を教えています。38歳の時に自宅の庭で近所の高校生に教えたのがきっかけで、多い時には56人が通った「納所空手教室」へと発展しました。

 「心・技・体」を重んじ、道場の納所体育館に集まる子どもたちに脱いだ靴をそろえることを徹底する田渕さん。「道着の帯を締める時には“やるぞ”と気合を入れて戦う意志を見せよう。そうしないと相手に失礼だよ」と子どもたちを諭します。また、つらい時、苦しい時こそ人間は成長すると強調し、何事にも全力で立ち向かおうと指導しているそうです。

 「毎週土曜日と日曜日の教室で1100回から1200回蹴りをするので体にこたえる」と苦笑いする田渕さんですが、子どもたちと一緒に汗をかくことが、田渕さんの若々しさの秘けつかもしれません。(地域リポーター・式町郁子=佐賀市)

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