休校が続く中、自主練習に励む県立高の陸上部の選手たち=佐賀市のSAGAサンライズパーク補助競技場

 佐賀県教育委員会は5日、新型コロナウイルスの感染予防で休校にしてきた県立学校を14日から再開すると発表した。部活動も再開する。市町立の小中学校や私立学校にもこの措置を伝えた。学校再開後、児童生徒や教員の感染が確認された場合は、当該校を休校にする方針も示した。

 臨時休校の期限は当初6日までだったが、10日まで延長していた。山口祥義知事は会見で、再開日を14日にした理由について、休業を要請していた店舗・施設を先行して再開させる中での段階的な措置とし「木曜と金曜の2日間通って、生活のリズムを取り戻してもらう」と説明した。

 県教委は学校や市町教委への通知で、密集しての運動やグループ学習を避けるように呼び掛け、児童生徒と教員にはマスクを着用するように求めている。落合裕二教育長は、マスクが不足して持参できない児童生徒に関しては「手当てができるようにしたい」と述べ、配布する意向を示した。

 部活動は校内での活動は認める。県内外の対外試合などは、政府の緊急事態宣言の延長に伴って5月末まで自粛する。

 学校関係者が感染者や濃厚接触者になった場合は当該校を休校し、検査で陰性と確認されれば再開する。

 落合教育長は「感染リスクがゼロになるまで学校を再開しないというのはあり得ない。休校が長期化することで増大するリスクもある」と指摘し、「学び、成長していく時間が奪われている。対策を打ちながら緊張感を持って再開する」と強調した。

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