新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「レムデシビル」(ロイター=共同)

 安倍晋三首相は4日、新型コロナウイルス感染症への効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、今月中に薬事承認が得られるよう厚生労働省に指示したことを明らかにした。一方、政府関係者は、米製薬会社が開発した「レムデシビル」が、早ければ週内にも国内初の治療薬として承認される見通しであると明らかにした。

 安倍首相は記者会見で、アビガンの臨床試験(治験)が既に3千例近く進んでいると説明。「こうしたデータを踏まえて有効性が確認されれば、医師の処方の下で使えるよう薬事承認したい」と述べ、5月中の承認を目指す意向を強調した。

 米製薬会社ギリアド・サイエンシズは4日、レムデシビルを厚労省に承認申請した。同省は審査までの手続きを簡略化する制度「特例承認」を適用する。

 レムデシビルは米食品医薬品局(FDA)も1日に緊急使用を許可した。【共同】

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