新型コロナウイルスの終息と窯業の業績回復を祈願した陶祖祭=有田町の陶山神社

玉串をささげる深川祐次陶祖祭実行委員長=有田町の陶山神社

 泉山陶石を発見し、日本で初めて磁器を焼成した陶祖・李参平に感謝する「陶祖祭」が4日、有田町の陶山神社で開かれた。偉業に感謝し、新型コロナウイルス感染症の終息と、感染拡大で打撃を受ける窯業界の業績回復を祈願した。

 同ウイルス対策で、児童の舞や、李参平の故郷の韓国からの参列を取りやめ、規模縮小。子孫の十四代金ケ江三兵衛さん(59)ら5人が出席した。李参平の碑に向かう道は昨年8月末の豪雨で通行止めのため、参道入り口で神事を執り行った。

 陶祖祭実行委員長の深川祐次・有田商工会議所会頭は「有田陶器市は延期を余儀なくされ、Web陶器市を開いているが、商社、窯元からおおむね好調と聞いている。ネット販売が根付いて有田焼ファンが増えることを願う」とあいさつした。

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