佐賀県内の感染状況

 佐賀県は3日、県内で飲食店を営む杵島郡白石町の夫婦2人が新型コロナウイルスに感染していることを確認した。1日に感染が確認された町内に住む70代男性が店の常連客だったことから、夫婦のほか、従業員や常連客らにウイルス検査を実施し、夫婦以外は陰性だった。60代の夫、50代の妻ともに無症状。県は「店を介しての感染拡大はない」とみている。

 県は、1日に感染が確認された70代男性の発症日を4月20日と推定。濃厚接触者の定義は「発症2日前の接触」で、男性が18、20、21日に飲食店を訪れていたことから、経営者夫婦とパート従業員1人、常連客5人にウイルス検査をし、夫婦だけが陽性だった。「夫婦は70代男性からの感染が疑われる」としている。

 県は今後、夫婦と同居する母親と、別の常連客2人を検査するほか、店の個室を利用していた4~5人のグループを特定し、健康観察をしている。店は休業要請が出された22日から休業していて、利用客も把握できていることから、さらなる感染の広がりはないとみており、「店名公表は差し控える」としている。

 県は70代男性の感染経路を把握できておらず、現時点で県内で発生しているクラスター(感染者集団)との関係も分かっていない。県内の感染者は2人増え、累計44人となった。

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