老人ホームや病院に向けたフラワーアレンジメントをつくるはなまいの2代目瀧本咲太郎さん=唐津市熊原町

 新型コロナウイルスの影響で家族と面会禁止となっている老人ホームのお年寄りや感染防止に取り組む医療従事者を励まそうと、唐津市熊原町の花店「はなまい」は市内の病院と老人ホームにフラワーアレンジメントを無償で贈る取り組みをしている。同店の瀧本咲太郎さん(30)は「少しでもストレスが和らぎ、癒やしになれば」と話す。

 4月から取り組み、既に市内の約30施設に届けた。ダリアやユリなど6種類ほどの花をあしらい、華やかなアレンジメントを作製。マスクを着用し、花に消毒液を振りかけるなど感染予防も徹底し、施設に贈っている。

 27日には浜玉町の特別養護老人ホーム浜玉荘などに贈り、受け取った担当者は「花は癒やしになるので喜ばれる。皆さんが集まるリビングルームに飾ります」と笑顔を見せた。別のホームに入所するお年寄りからは「癒やしになった。ありがとう」とお礼の電話もあったという。

 はなまいでは3~5月までで結婚式での発注がすべてキャンセルや延期に。4月の売り上げは「例年と比べ3割は落ち込んでいる」と瀧本さん。「売れないと嘆くよりも、できることをしたいと思った」と話している。

このエントリーをはてなブックマークに追加