帝国データバンク福岡支店がまとめた2018年度の九州・沖縄の外食産業売上高ランキングで、持ち帰り弁当店「ほっともっと」などを運営するプレナスが前年度比4・6%増の1428億円と、16年連続で首位となった。新規出店効果に加え、共働き世帯の時短ニーズを背景に、弁当などを家で食べる「中食」人気が販売を押し上げた。

 2位はファミリーレストランを展開するジョイフル(大分市)のグループで310億円。3位は豚骨ラーメン店を運営する一蘭(福岡市)で202億円、4位は和食店を展開する梅の花サービス2社(東日本と西日本、ともに福岡県久留米市)で167億円、5位は持ち帰り弁当店や食堂を展開するヒライ(熊本市)の161億円。

 ただ、上位50社の合計売上高は5・2%減の4669億円と低迷。一部の飲食店チェーンが赤字店舗を閉鎖した影響や、前年度に熊本地震の復興需要があった企業の反動減が出たのが響いた。

 帝国データバンクは、新型コロナウイルスの感染拡大による外食産業への影響について、店での飲食は自粛ムードの広がりで一層の冷え込みが見込まれる一方、中食は「巣ごもり消費」を背景に需要が増大していると指摘。今後は企業や業態によって「売り上げの増減が分かれる可能性がある」との見通しを示した。【共同】

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