きのや菓子舗の「麩まんじゅう」

 佐賀市金立町の県道佐賀川久保鳥栖線沿いにある「きのや菓子舗」。店主の井上喜一郎さん(87)は菓子職人として70年以上の経験を積み重ね、手作りによる和菓子の伝統を守りながらより良い食感や味わいを追求する。笹に包まれた「麩(ふ)まんじゅう」(1個120円)が看板商品となる。

 麩まんじゅうは、生麩を生地にこしあんが包み込まれていて、ひんやりとした口当たりでもちもち感がある。つるりとした表皮にしたり、冷たくしても柔らかさを保ったりするなど、井上さんが試行錯誤しながら10年かけて商品化した。

 上生菓子(1個260円)も人気があり、季節の花などをかたどっていて種類は豊富にある。見栄えを楽しむことができ、こいのぼりや母の日にちなんだカーネーションも創作する。「こすもすもなか」(1個110円)、「塩豆大福」(1個110円)なども買い求める人が多い。

 創業は1972年。井上さんは「今も改良を重ねながら独特の味や食感を引き出している。菓子づくりは健康にもつながっているよう」と話す。

 

▷佐賀市金立町金立1032-4

▷9時~18時

▷水曜定休

▷電話0952(98)2022

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