佐賀県は1日、県産イチゴの新品種「いちごさん」の親苗四十数株が、杵島郡白石町の栽培圃場から盗まれたと発表した。苗の盗難は、4月の伊万里市に続き4回目。白石署は同日、被害届を受理、盗みの疑いで捜査するとしている。

 県園芸課によると、生産者の70代男性が4月27日午後、圃場から次年度産の親苗がなくなっていることに気付き、28日にJAに報告した。県はJAから1日に報告を受け、同日、男性が白石署に被害届を提出した。圃場は施錠ができる施設ではなく、出入りが自由にできる状況だった。

 いちごさんは、県が育成者権を持つ品種で、栽培する場合、県が通常利用権を許諾しているJAから苗の譲渡を受ける必要がある。苗の盗難は、昨年11月と今年1月に唐津市でも発生している。

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