「西部警察」風のデザインが施された佐賀県警の採用募集ポスター=佐賀県警

 佐賀県警の警察官採用試験の受け付けが1日、始まった。2019年度の受験者数が前年度比約3割減と落ち込んでおり、年齢制限の引き上げや一風変わったデザインの採用募集ポスターなどあの手この手で人材確保を目指している。

 県警警務課によると、19年度の受験者数は前年度比30・8%減の367人。ここ10年で最多だった10年度(935人)から約6割減となっており、減少傾向に歯止めがかかっていない。

 県警は受験者の裾野を広げようと、本年度から受験資格の年齢制限を現行の30歳未満(採用時)から33歳未満(同)に引き上げた。制限の緩和は24年ぶり。鳥取など上限を36歳未満にしている県もある中、担当者は「職務の特性上、体力面を考慮した」。

 採用ポスターでは、昨年に引き続き、かつての人気刑事ドラマ「西部警察」風に仕立てた。近年は就職先選びに親の意向が反映される傾向もあり、まずは親の世代にアプローチして関心を引き寄せる狙いがあるという。平川博幸人材育成室長は「裾野を広げることで競争倍率を高め、優秀な人材を確保したい」と話す。来春卒業予定の大学生や既卒者を対象にした「警察官A」の申し込みは6月5日まで。

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