農業への支援を求める要請書を山口祥義知事(左)に手渡す金原壽秀JA佐賀中央会会長=佐賀県庁

 JA佐賀中央会の金原壽秀会長は1日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い県内の農業も大きな影響が出ているとして、山口祥義知事に県内農業への支援を要請した。

 金原会長は、県内でも外出自粛の影響で農畜産物の価格が低迷しており、特に牛肉や花きなどでの影響が大きいと説明した。農業生産基盤の維持のため、行政の支援が不可欠とした。

 要請書では、価格低迷に対する資金繰りなど営農継続への支援、牛肉や生乳、青果、花きなど県産農畜産物への需要喚起、選果場など共同利用施設の防疫対策への支援などを求めている。

 金原会長は「花農家は花が売れないと廃棄するしかなく、次作への意欲も持てない。収穫期のタマネギも需要減から競りにも掛けられない状況が出ている」と現状を説明。「先が見えず不安に思っている。農家が生産意欲が持てるよう支援してほしい」と訴えた。

 山口知事は「国の施策とも連携し、それでも不十分な場合は県単独での支援も考えたい」と述べた。県産農産物の需要喚起については、10万円の給付金を念頭に「県民みんなで、苦しい所を支えられるような仕組みを考えてみたい」と応じた。

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