「仮設の映画館」のサイトトップ

 映画館が新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされる中、新作をデジタル配信する「仮設の映画館」がオープンした。サイトには、佐賀市のシアター・シエマなど、新作を上映予定だった映画館が並び、観客が選んだ映画館と配給会社に鑑賞料金が分配され、支援につながる試みだ。

 「仮設の映画館」は、想田(そうだ)和弘監督のドキュメンタリー映画「精神0」(2日公開)に合わせて想田監督と配給元の東風(東京都)が立ち上げた。

 サイトには、ウイルスの影響を受けて上映が延期された作品11本が並び、上映予定だった全国の映画館が名を連ねる。取り組みには1日現在、配給会社7社と全国のミニシアター(小規模映画館)を中心とした劇場約50館が参加している。

 シアター・シエマでは、新作「巡礼の約束」「プリズン・サークル」と旧作1本を2日から順次配信する。シアター・シエマのイベントディレクター松永りかさん(28)は休業期間が延びる可能性に触れ「公開を楽しみにしているお客さんも多かったので、とてもいい取り組み。多くの方に見てほしい」と話す。

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