花祭りが催される改修された薬師堂

 ネパール南西部のルンビニーの花園で仏教の開祖釈迦が誕生したとき、天は甘露の雨を降らせて、お釈迦様の体を洗い清めたという。

 釈迦誕生を祝う「花祭り」(灌仏会ともいう)の行事は、中国から日本に伝わり、寺院、宮廷、民間に広まった。基山町小倉の池の坂地区では5月8日(金)、地区内の薬師堂で花祭りを催す。

 薬師堂内には花で飾った小堂(花御堂)が設けられ、参詣者は小堂の水盤内に安置された釈尊像(誕生仏)に甘茶を注ぎ、持ってきたペットボトルなどに甘茶を入れて持ち帰る。

 釈尊像を管理し、祭りを主宰する林博文さん(77)は「1963年の雨で傷んだ薬師堂屋根改修後、最初の花祭り。140年以上続く行事を、新型コロナウイルス感染防止策を充分図りつつ続けたい」と話す。参詣自由。午後5時半~同7時まで。問い合わせは林さん、電話0942(92)6506。(地域リポーター・久保山正和=基山町小倉)

このエントリーをはてなブックマークに追加