佐賀県玄海町議会は30日、臨時議会を開き、新型コロナウイルスの影響に関する緊急支援対策として、9億5980万円の一般会計補正予算案を全会一致で可決した。全町民に8万円分の商品券を配布するほか町内産の佐賀牛の販売促進を図る。財源は電源立地地域対策交付金やふるさと納税などを活用する。町民1人に2枚の布マスクも配布する。

 商品券の配布期間は7月から10月までで、利用期間は来年2月末まで。町内限定で利用でき、店舗は今後公募する。町企画商工課は「現金だと町外で使われることもあり商品券にした」と説明している。

 佐賀牛の出荷が停滞していることから、町の生産者の支援と町民に佐賀牛を食べる機会を提供しようと、肥育牛部会が1パック4千円の佐賀牛を2千円で販売し、町と同部会が残りを負担する。前年より業績が2、3割以上悪化している飲食店や旅館業者に対しては、1事業者に対し20万円を支援金として支給する。布マスクは5月中旬ごろから配布予定としている。

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