佐賀県の対策本部会議後、記者団の取材に応じた山口祥義知事=県庁

 新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を巡り、佐賀県の山口祥義知事は30日、政府が全都道府県を対象に5月6日の期限を延長する見通しであることについて「短期集中でめどをつけるのがあるべき姿だ。だらりだらりと全国で延ばして何をしようとしているのか」と疑問を呈した。

 山口知事は記者団に「国の覚悟と、知事の強い措置と、国民への給付。この3点セットで大型連休期間に短期集中でめどをつけるのが宣言のあるべき姿だ」と強調した。「もちろん、警戒感はずっと持たなくてはならないが、休業要請や学校休校の強い措置はそんなに長く続けられない」との見方を示した。

 山口知事は休業要請延長の可否について「(休業や休校の措置の結果が)1日1日これから出てくる。そこに臨機応変に対応しなければならず、先のことは考えられない。なぜ、政府から宣言の1カ月延長という話が出るのかなと思う」と述べた。30日に福岡市と久留米市の市長と電話で会談したことを明かし「クラスター(感染者集団)が発生した夜の繁華街が焦点になる。どういう形で休業要請を解除していくのか、慎重に考えたい」と話した。

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