完成間近の棚じぶ=鹿島市の七浦海岸

 鹿島市の道の駅鹿島の南側の音成川河口近くに2基の「棚じぶ」があるが、1基が老朽化したため、3月18日に間伐材を山から運んで皮を剝ぎ、翌日から建て替えが始まった。古い棚じぶの脇に基礎を造り、4本の柱を立てた。

 道の駅鹿島が予算を組み、中島直道さん(72)が現場監督を引き受け、総勢5人で取り組む。天候が安定せず、完成したのは4月8日の夕方だった。

 4月2日に訪ねると、壁と通路を仕上げているところだった。夕方遅くに古い棚じぶの台などを撤去したので、6人が棚じぶへの通路に並んだところを撮った。

 8日も訪ねると、中島さんらが通路の手すりを補強していた。中島さんは「夕べは太かスズキん入った。97センチもあった手鉤(てかぎ)ば持ってきてやっと揚げた。初めてごとじゃった。今さばきよるじゃろ」とうれしそうに話す。うまい酒が飲めたに違いない。(写真家 中尾勘悟=鹿島市)

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