神事のみを行った唐津神社の春季例大祭=唐津市南城内

 豊作などを祈願する唐津神社(唐津市南城内)の春季例大祭が29日、行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、唐津くんちの曳山がそろう「社頭勢揃(しゃとうせいぞろい)」などの奉納行事は中止になった。今年は神事のみを行い、疫病鎮静も祈願した。

 神社拝殿での祭典には例年、70~80人が参列するが、今年は氏子総代と唐津曳山取締会の三役の9人に限定。境内の参拝客もまばらだった。

 厳かな雰囲気の中、神事は進んだ。戸川忠俊宮司(45)が疫病鎮静の祝詞を読み上げ、氏子総代の辻幸徳さん(71)と唐津曳山取締会総取締の山内啓慈さん(71)が玉串をささげた。

 辻さんが「早く普通の生活に戻れるよう、コロナが終息してほしい」と言い、山内さんは「さみしい春季例大祭になった。11月のくんちについても関係者と話し合い、7月末までに判断できれば」と話した。

 昨年の社頭勢揃は雨天で中止となり、2年連続で取りやめとなった。

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