完成したグルメガイドを手にする町飲食業組合の役員たち=玄海町(提供写真)

ガイドでは、店主たちが自身の店の「ミシラン度」を3段階で評価している

ガイドでは、店主たちが自身の店の「ミシラン度」を3段階で評価。それぞれのお店のおすすめメニューの写真なども掲載されている

完成したガイドマップを手にする陣内規雄組合長=玄海町の町産業会館

 佐賀県玄海町内の飲食店を町外の人たちに知ってもらおうと、町飲食業組合(陣内規雄組合長)が「玄海町ミシラン(見知らん)グルメガイド2020」を作成した。知られていないことを逆手に取ったネーミングに、店主や手に取った人からの評判も上々だ。

 これまで、飲食店の場所を示した町全体のマップはあったが、飲食店に特化したガイドは作られていなかった。町内外の人や店主から「町のお店のことを知りたい」「パンフレットを作ってほしい」といった声が上がり、昨年10月から作成を進めてきた。

 ガイドには組合に加盟する全18店舗を掲載。コンセプトは「知られていないけど、地元では愛されているお店」。店主たちが自らの店の「ミシラン度」を「☆(あんまり知られていない)」「☆☆(ほとんど知られていない)」「☆☆☆(全然知られていない)」の3段階で評価。おすすめメニューの写真や店の紹介文などが掲載されている。

 完成した当初は、知られていないことを前面に押し出した自虐的なグルメガイドに、店主たちからの反発も予想していた。それでも全店から「今までこんなのはなかった」「おもしろい」などの声が相次いだ。

 ガイドは町の補助金などを活用し3月末に完成。1千部を作成し、町役場や唐津市役所、県庁などで配布。今後、佐賀空港やJRの駅などにも置く。陣内組合長(57)は「玄海町は魚、肉、フレンチといろいろな店がある。コロナが終息したら何回も来てほしい」と話した。

  

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