透明マスクや消毒液を伊万里市に寄贈した亀栄グループの前田省吾社長(右)。社長が装着しているのが透明マスク=市役所

伊万里市に透明マスクや消毒液を寄贈した亀栄グループの前田省吾社長(左から2人目)=市役所

 建材卸や住宅リフォームを手掛ける伊万里市の亀栄グループは27日、新型コロナウイルス対策用の透明マスクと消毒液を市に寄贈した。透明マスクは、表情や口の動きから言葉を読み取る聴覚障害者と接する際に使用してもらう。

 寄贈したのは、プラスチック製の透明マスク80枚やアルコールスプレー200本など。同グループが社内の感染症対策のために購入した一部を無償提供した。

 市役所であった贈呈式で前田省吾社長(62)が「市職員と市民が接する場で使ってほしい」と希望し、市は窓口業務などで使うことにした。透明マスクは、聴覚障害者と接する機会がある職員に配布する。

 聴覚に障害がある人は、相手の口の動きや顔の表情も見ながら言葉を読み取っており、口元が隠れるマスクは意思疎通の妨げになっている。

 同グループは28日、透明マスク10枚を県聴覚障害者サポートセンター(佐賀市)にも贈った。伊東康博センター長は「手話通訳などに使える透明マスクを探していたので、非常にありがたい」と感謝した。

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