第五章 八面六臂(十六)  大隈が膝を打たんばかりに言う。「江藤さんなら適任です。江藤さんは藩政に詳しく、きっといい手が打てます」 しかし閑叟は、それで事が済むとは思っていない。「だといいんだがな。

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