無症状の新型コロナウイルス感染者のため、佐賀県が借り上げたアパホテル佐賀駅前中央=佐賀市駅前中央

 佐賀県は25日、新型コロナウイルスの無症状の感染者のための療養施設として借り上げている佐賀市のJR佐賀駅北側にある「アパホテル佐賀駅前中央」に、対象者の移送を開始した。医療機関に入院している28人のうち2人が移った。

 入院先から運ぶ車両は、運転席と、無症状の人が乗る後部座席の間にビニールを張って感染防止策を徹底した。初日は午前中に移送訓練を実施し、午後から1人ずつ運んだ。ホテルでは無症状の人の入り口と、医療関係者らの出入り口を分けるなど配慮をしている。

 移送を準備してきた県職員や医師らの混成組織「プロジェクトM」の日野稔邦事務局長は「想定通りにできた」と話した。対象者が増えた場合を見据えて移送するための車両を増やしており、日野氏は「シミュレーションを重ねていく」と述べた。

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