土曜開庁になり、市民が異動届提出などに訪れた市民課の窓口=武雄市役所

 市役所の窓口に来る人を分散して新型コロナウイルスの感染を防ごうと、武雄市は25日、一部窓口で土曜開庁を実施した。平日に比べて閑散とはしていたが、約100人が訪れた。5月2日も開庁する。

 開庁したのは市民、福祉、健康、税務の4課。市民課の窓口には午前中だけで20人以上が訪れた。「この時期だから異動届が多い」と職員。市民対象の持ち帰り弁当半額キャンペーンの店舗を調べに来た女性は「防災行政無線で開いているのを知った。便利でいいし、こんな時だから人が少ないのはいい」とパンフを持ち帰った。

 市は感染防止策として執務室の“職員密度半減”にも取り組んでいる。時差出勤や在宅勤務だけでなく、執務場所に会議室や議場、通路まで使い、距離を取って仕事をしている。土曜開庁は職員の執務分散の意味もある。この日は窓口業務に限らず50人以上の職員が出勤した。

 市内ではクラスター(集団感染)が発生している。状況を見にきていた小松政市長は「来訪者は思った以上に多い感じ。職員密度は7割減にしたい」と話し、SNSで企業にもテレワークや休暇制度活用を呼び掛けた。

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