本井康敬さんの「ONSEN BENCH」。ベンチの中に3人で立つと(温泉)マークになる=武雄市武雄町の佐賀銀行武雄支店横

温泉卵からイメージを広げた杉山黎さんの「おんたまベンチ」。近く武雄市武雄町の筈町河畔公園に設置される

 街を楽しく散策してもらおうと、武雄市が作品募集していたベンチデザインコンテストの最優秀賞に佐賀市の佐賀女子高3年杉山黎(れい)さんら3人の作品が選ばれた。(温泉)マークや楼門などいずれも温泉にちなんだ楽しい作品。市役所や図書館がある「武雄てくてく通り」に設置される。

 市は2022年度の新幹線開業を控え、中心市街地の回遊性を高めようと親しまれる通りづくりを進めている。コンテストはインスタ映えする「フォトスポット部門」(一般・学生)と「おもてなし部門」で行い、全国から310点の応募があった。

 フォトスポットの学生部門で最優秀になった杉山さんの作品は「おんたまベンチ」。卵形の白のいすで、座る部分に黄身が見えている。温泉卵をイメージしたもので「近づいてみたくなる、座ってみたくなる、見て面白い―をコンセプトに考えた」と杉山さん。

 一般の最優秀は兵庫県西宮市の本井康敬(やすのり)さん(44)の「ONSEN BENCH」。(温泉)マークの下の部分をイメージした楕円だえん形のベンチで、中に3人で立つと(温泉)マークが完成する。

 おもてなし部門最優秀は佐賀市の山上明善さん(55)の「Takeo’s Symbol」で、武雄温泉の楼門をイメージした3連のベンチ。「武雄のシンボルをデザインしたベンチを楼門まで並べて、道案内してもらおう」と考えた。

 デザインを基に既に二つのベンチは製作され、本井さんの作品は佐賀銀行武雄支店横に設置。杉山さんの作品は近く筈町河畔公園に置く。山上さんのベンチはこれから製作する。

 

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